はじめまして、ギャルで生きる20卒女(@galweb_23)です。
早速ですが私の退職経歴はというと、
・3か月ほど経った頃からパニック障害の症状が出始め入社7か月で退職
・2社目に入社した商社ではハラスメントに耐えられず、1年で退職
・現在、3社目のお仕事が始まり、心機一転頑張っていく!
という状況です。
転職を迷われている方やお仕事が辛い方のお力になれるかはわかりませんが、 転職を繰り返す私を見て
「こーゆー考えもあるんだ」
「こーゆー生き方をしている人間もいるんだな」
と感じていただけたらと思います。
※今回は新卒時のお話をします。
それでは最後までお付き合いいただけますと幸いです。
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Table of Contents
簡単な自己紹介
まずは私の簡単な性格紹介をさせてください。
というのも退職や転職などは性格や考え方が影響していると思うからです。
今は変わっている部分もあるのですが、当時は
・行動力だけは無駄にある
・自分に厳しめ。完璧主義。自己肯定感は決して高いとは言えません。
・友だちや先輩・後輩問わず色んな人と遊びたい!知りたい!という外交的な性格
・一人が好き、ほっといてくれという内気な性格もある
・会社とプライベートは分けたい
・納得できる答えを求めるタイプ
中々妥協したり、折り合いをつけるのが苦手な少しめんどくさい性格。
納得できていないと納得できるまで聞くこともあれば、 納得できません顔になっていたり。
他にもいろいろありますが、だいたいこんな感じの人間でした。
新卒入社から休職まで
新卒でブライダル業界を選ぶ
私の新卒就活は専攻とは関係ないブライダル業界一本でした。
理由は以下3つ。
・昔からウエディングプランナーに憧れがあった
・大学での部活動の影響(割愛します)
・選考時期が早いため早期で就活を終わらせることができる
ウエディングプランナーは本気でやりたい仕事であったし、面接数も多く簡単ではないので本気で取り組んでいました。
ですが、ぶっちゃけ何でもいいから早く就活を終わらせたいというのが本心。
当時、みんなで一斉にはじめる就活という文化がどうしても嫌だったのです(笑)
なので浅はかで視野が狭い就活をしていました。
当たり前ですがこれが本当に良くなかった!!!(笑)
「就活は苦しいけど今のうちに真剣に悩んだ方がいい!」と過去の自分に言いたいです。
違和感を覚えた内定者研修
そんな就活ではありましたが希望の会社に内定をいただきました。
私は小さいころから『ヒールで都心をカツカツ♪ザ・キャリアウーマン』に憧れてたので、 「実現させるべくバリバリ働くぞ―!」と意欲だけは燃え盛っていました。
その会社は内定者研修が大学4年の6月から1月まで約7か月間ありました。
研修リーダーに自ら立候補し7か月間務めたわけですが、正直この研修期間の時点で「私この会社と合っていないのでは」と違和感を感じました。
同期や社員さんと関わる中で「自分はこのテンションについていけない…社風に合わない気がする」と正直に思ったのです。
浮いてる自覚もありましたし、人事にも「この会社で初めてのタイプ」と言われました(笑)
イコール社風に合ってないということですよね(笑)
また研修内容等からブラックさが滲み出ているのも感じていました。
毎日のように会議があり
拘束時間が長い+無給+経費自腹など
そんなこんなではありましたが、最終的には同期との関係も良好になり研修自体も楽しく、沢山学ぶことができました。
ただ、研修が終わった時点でもやはり
・入社への不安(圧倒的人間関係への不安)
・会社への不信感(ブラック要素)
が払拭できていませんでした。
ただ残り数か月で就職を再開するのもめんどくさいし、同期と仲良くなったし、プランナーの仕事はしたいし、、と違和感を感じつつも結局入社しました。
※入社前に違和感を感じたら入社を真剣に検討し直すことを強くおすすめします。
研修のトレーナーとの相性が最悪
私は一人配属となりました。 遠方だったので一人暮らしもはじめ、新社会人・新生活を迎えました。
いざ店舗に行くとキラキラ笑顔の素敵な先輩方が歓迎してくださり、新卒一人ということもありとても過保護に面倒を見ていただきました。
研修はOJT制度で2歳上の女性がトレーナーでした。
このトレーナーとの相性がとことん悪かった。。。
具体的にというのは難しいのですが、
・ずっと監視されていることの苦痛
・理不尽すぎるお叱り
・トレーナーを慕う1期上の女先輩の嫉妬
など色々あり、必要最低限以外トレーナーから逃げるように仕事をしていました。
ありがたいことに他に頼れる先輩がいたので相談したり、解決すべく計らいを受けていました。
ですがトレーナーとの関係以外にも、やはり全体的な雰囲気にも心からは馴染めませんでした。
毎日「頑張ります」とずっと笑顔で言い続けることに疲れ、休日も仕事をしプライベートとの区切りがない生活。
さらには残業が当たり前の上に、残業でも定時には退勤を打つ文化に不信感を覚えるなどなど…。
毎日笑顔で店舗を出たあとは訳も分からず号泣する日々でした。
そんな7月上旬のある日、会社でふと全身の力が抜け崩れ落ち、過呼吸になりました。
たまたま先輩全員がいるタイミングだったので助けてもらい1時間ほどで収まりました。
鬱の自分を認められずパニックに
倒れかけたり、過呼吸になるのは人生で初めてだったので、怖くてたまりませんでした。
明らかにストレスだとわかってはいたものの、「精神面の問題」とどうしても認めなくて、「何か身体的病気があるのかもしれない」と心療内科や精神科には行かずに病院で精密検査をしました。
異常はどこにも見つかりませんでした。
それでも認めたくなくて違う病院で再び精密検査をしてもらい、同じ結果を受けました。
当時は、パニック状態。
『1年目で半年もしないうちに挫折するなんて恥ずかしい、他の人はもっと頑張ってるかもしれないのに、もっと大変かもしれないのに。
絶対に意地でも仕事辞めたくない、やめられない。
親に言えない。仕事を辞めるのは逃げだ。』
私は完全に自分で自分を追い込んでいました。
この頃からは会社がどうのという問題ではなく、自分の状態を認められずパニックになっていたので自分の問題でした。
そんな中、上司と面談をしたときに言われた言葉が衝撃的でした。
「体調崩すのは社会人みんなが通る道だよ。大人になってる証拠だね。」
確かに、この会社の多くの先輩方は過去に過呼吸になったり倒れたり体調を崩しており、それが当たり前になっていました。
もはや文化でした。
私は「え、そんなことある?大人になるってこーゆーことなの?違くない?」と困惑。
今思うと私が思いつめないように言った言葉だったのかも知れないとも思いますが、当時は憧れのその上司からこの発言を聞いてすごくショックであり、恐怖でもありました。
身体はどんどんボロボロになっていき、毎日だる重く、起き上がるのも一苦労、そんな状況で出社してすぐにまた過呼吸になり、先輩に担がれ病院に駆け込む事態となりました。
さすがに心療内科に行き、パニック障害手前と診断が出ました。
7月下旬のことでした。
その後も数日は出社したものの、遂に出社できず休むようになりました。
ありがたいことに上司が産業カウンセラーとの面談をセットしてくださり、そこで「休職した方がいい」と言われ、渋々休職を決断しました。
私は業務自体とても好きでした。
面談帰宅後「やはりどうしても休職は嫌です。仕事がしたいです。」と連絡したほどです。
頭では仕事がしたいと思っているのに身体が応えてくれず苦しかったです。
休職が恥ずかしいという気持ちも正直ありました。
休職期間と転職
親の理解を得られなかった休職期間
休職中は一人が不安だったので帰省していました。
ですが私の親は当時、精神的病に全く理解がなかったので
「早く仕事に戻れ。いつ仕事復帰するんだ。元気にしか見えないけど。」
と言われる日々。
理解して貰えない環境がとても苦しかったです。
休職中は産業カウンセラーと週1で面談を行い、現在の体調確認・心の状況・今後などを話すのですがこの時間にとても救われていました。
私は「退職は逃げ」という考えに捉われ続け、退職の決断も転職の決断もできず、うじうじと2か月を過ごしました。
みんなが働いてるときに自分だけ前に進めてない気がして早く働きたくて仕方ない。
親の目もあるから一早く仕事復帰しないと。
でも体力と精神力が追いつかないという状況でした。
結局私は友人から貰った
「退職の決断は辛いかもしれないけど、間違いではないよ」
という言葉に背中を押され、退職を決意し10月より転職を始めました。
一刻でも早く働きたい一心の転職
転職ははじめに受けた1社が2週間ほどですぐに決まったので、一刻でも早く働きたい私は10月に退職、11月より2社目に入社することとなりました。
退職の決断に大いに悩んだ後、ついに前に進むことができたのです。
ただ2社目も退職した現在、思うことは
「採用にスピード感ありすぎる会社は危ないぞ!」
ということ(笑)
このあと苦労します(笑)
周りに遅れをとっているだとか親の目を気にして「とにかくすぐ働きたい」一心だったので、その当時の私にとって2社目に入社することは正解だったと思います。
※ただ、これから転職する方は焦らずきちんと会社を見極めた方がいいでしょう。
この経験から思うこと(最後に)
ここまで入社から退職そして転職までのストーリーを長々と読んでいただきありがとうございます。
正直新卒で入った会社はブラックだったと思います。
でも私に起こった出来事は私の社会人への覚悟の足りなさや、折り合いを付ける下手さ、初めての一人暮らしに初めての社会人と慣れない環境での手の抜き加減やバランスが取れなかったこと、色んな事情が入り混じって起きた問題。
自分自身の問題が大きかったと思っています。
ただ、『退職は逃げ、恥ずかしい』という気持ちや『みんなはもっと頑張ってるかもしれな い』と自分を追い込んでしまったことに対しては間違いだったと断言できます。
「3年は続けるべき」とよく言われますし、私もこの言葉をとても気にしていました。
でもこの言葉や考えに捉われて苦しむのはもうやめました。
自分に合わない環境で自分をすり減らしながら働いていても苦しいだけです。
仕事を続けるも退職するも勇気と覚悟が必要です。
全然逃げではありません!
私は自分が働きやすい環境や自分が働きやすくなるよう考え方を変えるなど今でも模索中ですが、転職が間違いだったと思うことは一度もありません。
私は私らしくこれからも働きます。
退職、転職がはじめての方で私と同じように悩む方がすくなからずいらっしゃるかと思います。
悩んだら少し肩の力を抜いて気楽に考えてほしいです!
会社を辞めることは恥ずかしいことではなく、選択の一つにすぎない。
みんながどうであれ、向き合うべきは自分自身であり、自分の感覚や感情、決断は周りと比較するべきものではない。
なにより人生はどうにかなる!!! 以上!
最後までお付き合いありがとうございます。
執筆者:ギャルで生きる20卒女(@galweb_23)さん
ブログ:小さなギャル生活
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